Uogashi-VINTAGE
-令和元年5月1日、伝説の手ぬぐい襦袢が復刻-
現在の「魚河岸シャツ」のルーツとなった、昭和初期の「手ぬぐい襦袢」が「魚河岸ヴィンテージ」として復刻
当時の生地の風合いをそのまま再現するために、ヴィンテージ感あふれる、無漂白の晒木綿を使用
力強さを感じさせる大柄の魚河岸文字が、大正生まれの長谷川寅吉さんの直筆文字と共に今ここによみがえる・・・
寅吉さんが保存していた手ぬぐい襦袢です
「手ぬぐい襦袢」が「魚河岸シャツ」と呼ばれるようになったのは、生地に「魚がし文字」や「魚がしロゴ」が染められていることがきっかけとなりました
寅吉さんの「手ぬぐい襦袢」の生地は戦後まもない昭和20年代後半に東京魚市場株式会社(現:築地魚市場株式会社)から送られたそうです
もしかしたら、寅吉さんの「手ぬぐい襦袢」は「手ぬぐい襦袢」に「魚がしロゴ」が初めて染められた「手ぬぐい襦袢」かもしれません
まさに「ヴィンテージ魚河岸」の名にふさわしい歴史的なシャツといえます
寅吉さんの「手ぬぐい襦袢」に染めあげられた「魚河岸」の文字は、現在の「魚河岸シャツ」に染められている文字よりも1回りも2回りも大きくて力強さを感じさせます
ちなみに「東市」は東京魚市場株式会社の略
新しく生まれ変わった「魚河岸ヴィンテージ」では「東市」から「焼市」へと染め直しました
「魚河岸シャツ」でもおなじみのポケットですが、フタがついているのが印象的です
実はこのフタ、寅吉さんのお母さんが考案されたとのことです
大正時代から昭和にかけて、漁業関係者のほとんどが喫煙者でした。
当時はポケットにタバコを入れながら作業することが多く、作業中に落ちてしまうことがよくあったそうです
そこで、寅吉さんのお母さんがポケットにフタを縫いつけたことがきっかけとなり、それから手ぬぐい襦袢のポケットにはフタがつくようになり、その伝統が魚河岸シャツにも引き継がれました